「仕事」というもの

今年の春に入ってきた新入社員の女の子が辞めたいと言っているとかいないとか。

去年、僕より1ヶ月あとに入ってきた女の子が秋頃に辞めて、その補充で入ってきた子なんですが・・・。というのも、1人、10年勤められた方が夏までに辞められるので、去年人を採用したんですがなかなか続かないですね・・・。

僕の同期でも、結構沢山の人が辞めました。最初の研修ではやる気満々で、えっ!?あの人が!?というような人も辞めたりしています。色んな要因があるんでしょうが、仕事をすぐ辞めるってどうなんでしょ。

職場のあの人が嫌だ、今、やっている仕事の@@が嫌だ、自分のやりたい仕事と違う、等々色々あるでしょうし、本当に理不尽なことも間違いなくあるでしょうし、自分のさらなるスキルアップのためなど前向きな理由で仕事を辞めることもあるでしょう。
で、1年働いて思うんですが、「仕事」というのは、自分の気が向かないことであったとしても責任を持って全うできるかどうか、が全てのような気がします。

就職活動中に、とある会社の社長が言っていたことが非常に印象に残っているんですが、「自分『に』あっている仕事はない。仕事に自分『を』あわせるんだ」と。自分をあわせるというのは、仕事に必要な専門知識を身に付けたり、自分がいる会社特有の作法を身に付けたり、広く一般に必要な「ビジネスマナー」を身に付けたりだと思われます。

学生の頃は、自分の好きな人とだけ好きなように付き合っていればいいんだから、↑そんな作法いりませんけど、会社で働くと、閉じた人間関係の中でやっていかなければなりませんしね。
だいたい、あれが嫌だ、なんて逃げた段階で現在の自分以上の成長は間違いなく見込めないわけですしねぇ。

で、仕事の対価として「給与」を貰うわけですが、その給与でこうしてネットに接続できたり、ipod買えたり、ちょっと高い服を買えたり、旅行行けたりするんですよね。プライベートを少しでも充実させるためにお金が今より必要だとすれば、仕事をしっかりやってお金を多く貰わなければなりません。趣味だけ充実させて、仕事そこそこ、あるいは与えられたこともちゃんとやらなければ、それは「給与泥棒」だ、と、この1年、上司の係長に言われてきました。今でもたまに、自分は今の給与に見合う仕事をキチンとしているだろうか?と自問自答することがあります。

と、働きだしてたかが1年3ヶ月の若造が偉そうに書きましたが、皆さん、「仕事」というものをどうお考えですか?働いている方、求職活動中の方、学生の方、色々お聞かせください。